1980-11-13 第93回国会 衆議院 決算委員会 第5号
湿田、湛水地帯では、米の減反政策の中で米や麦が転作できない、えさ米を転作作物にという要望が強いことは、私がいまさら言うまでもないことであります。しかし、えさ米の最大の難点は採算性にあるとか、さらに言えば食用へ流用されるおそれがある、このような問題があることも知っております。しかし、大局的に見ますと、えさ米には直接の採算性以外のいろいろなメリットがあると考えているわけであります。
湿田、湛水地帯では、米の減反政策の中で米や麦が転作できない、えさ米を転作作物にという要望が強いことは、私がいまさら言うまでもないことであります。しかし、えさ米の最大の難点は採算性にあるとか、さらに言えば食用へ流用されるおそれがある、このような問題があることも知っております。しかし、大局的に見ますと、えさ米には直接の採算性以外のいろいろなメリットがあると考えているわけであります。
ところが、六角川の堤防が非常に高くなっておりまして、雨季に流水がはけないということで、局地的な湛水地帯が上流地帯に大分ございますけれども、これは小規模なポンプアップをすれば解決をするような問題だと思いますが、この点について、来年度予算でどのようなお取り計らいができることになっておるのでございましょうか。
梅雨期でありますとか台風の時期には、少しの大雨で平野の中心部が大きな湛水地帯になる。この間の台風十七号の場合も約五千町歩の水田で被害が出てまいりまして、ふだんは反当九俵から十俵取れるところが七俵ないし八俵しか取れないということになりました。
第三は、河川の決壊、はんらんによる湛水地帯の拡大化、長期化の中で、その地域に生活する人人の個人的災害がきわめて激甚であったことであります。湛水被災人員は二十八万人、県人口の約一六パーセントに達しており、この三分の一の人人が床上まで被災し、畳はもちろんのこと、衣類、家具等のほとんどが使用不能となり、壁の塗りかえ等家屋の大幅補修も余儀なくされているのであります。
○原田立君 これは何町だったか、ちょっと記録、メモ落としたんでありますが、城田寺という団地があるんですけれども、ここは一週間水びたしになって、一メートル五十も冠水して非常に困ったと、ここは鳥羽川、伊自良川ともに一級河川の合流点でありますが、いわゆる日本一の湛水地帯である。河川の改修工事は、建設省は上流からやっているけれども、是非下流の方から整備をしていってもらいたい。
この丘陵地帯に万石川という都市小河川が流れておって、これがはんらんして、そうして一方三号線のバイパスとの間に非常に大きな湛水地帯ができたわけであります。 そこで、この三号線のバイパスでありますが、三号線のバイパスは、そのたんぼ地帯にある程度かさ上げされて、そこのところを通っておるわけであります。
加勢川につきましては江津、田迎、川尻等の南部に湛水地帯があります。この湛水地帯の水を吐きますために五台の大きなポンプが備えつけてあります。
そのよって来たるところのものはなぜかといえば、市街化が進み、そして大場川の排水能力がない、湛水をする、そのために自然湛水をする場所を校庭として埋め土される、そういうことがあってはなお下流は湿地帯として残る、湛水地帯として残る、だからこの校庭は遊水地にしてください、池を掘らなければ建築確認書を出さぬと言ってがんばっておる。われわれは四月一日に開校しなければ間に合わないのです。
そうしますと、この湛水地帯はますます湛水していく。二、三日前に珍しい雷雨がございましたけれども、あのときですらもまたひどい湛水を起こしておるわけです。いわゆる大場川下流というものは、いつでも湿地帯で悩んでおるわけであります。これに対して、東京都の浄化のために、中川下流の浄化のために水を流すこと、その陰にはこういう住民の悲劇があるということを認識していただかなければならない。
結局吐け口から上流地帯が湛水地帯になっている、こういう状態がその吉野川に注ぐ多くの谷川の姿である。そう考えてまいりますと、これは絶対に砂防施設によって、山腹砂防はもちろん河川砂防も渓流砂防も、ともに吉野川の改修工事において絶対欠くことのできない工事だと考えますが、そういうふうな点どういうふうに考えているか。何かこれからの御計画があるのか、お伺いしたいと思います。
○稻村(隆)委員 農林省関係にお尋ねしたいのですが、今度のことで農林災害事業に対し激甚法が適用されることはもうきまったようでありますが、加茂の下流の三条、田上の長期の湛水地帯がある、これは激甚法の十条が適用されるかどうか、これをちょっとお尋ねしたいと思います。
そのために水門を閉じて内水の支川の水を本流のほうにはかすことができない、そういうような状態が続いておりますので、湛水地帯は一向に水がはかない。だから十日間も水浸しの中で、悪臭と汚濁の中で生活を余儀なくされておるという実態が出ているのであります。 だから、先ほど河川局長のほうから御説明がございました春田川の改修については、国が四分の三、県が四分の一持つ、そういうような方式でやる。
○坂野説明員 大輪橋の問題につきましては、その後の調査の結果では、やはり相当な堆砂が秋葉ダムの湛水地帯に起きている。大体堆砂の量からいいますと、平均河床で、大輪橋の付近でも三メートル前後の堆砂が起きているということが明らかになってまいりました。もちろん橋の流れた直接の原因は――堆砂はもちろん一つの原因になっておるとは思いますが、しかしそれ以外に流木等の原因もある。
そのこと以外には湛水地帯を救う方法はないのではないかというふうに考えておるわけでありますが、この点について、建設省としてどういうふうに考え、調査等がありますればお聞かせいただきたい、こう思うわけです。
翌二十四日は、県庁において、知事、副知事をはじめ、県議会議長、同災害対策委員長、県議会議員の方々多数からこもごも説明を承ったのでありますが、その要旨は最後に御報告申し上げることとし、引き続き、新井郷川大排水場及び阿賀野川堤防開さく個所並びに湛水地帯を視察してまいったのであります。
特に、新潟から新発田までの一級国道七号線は、湛水地帯の中に三分の一ばかり埋没しておりますが、元来この道路は古い道路で、すでに狭隘であります。この際、この幅員の道路をもう一本つくってもらうか、いまの道路の幅員を拡幅してもらうか、これはかねての懸案でありましたから、この際救農土木事業の一環として早期着工をしてもらいたいと思うが、建設大臣の所見はどうですか。
今日、すでにきのうあたりからの情報によりますると、水はだんだん福島潟を中心とした豊栄町を浸して、同時に阿賀野川対岸の鳥屋野潟、新潟近郊の鳥屋野潟を中心として、大きな湛水地帯ができてきた、こういう報告を受けております。上流から流れてまいりました水が、そういうゼロ地帯にだんだん集まってまいりまして、上流から被害がだんだん下流に移ってしまった。こういう形ができてしまった。
さらに、激甚災法の現在の条項で不備があるという点を一つ指摘して改正を要望しますが、今回の地震によって湛水地帯もある。ナシの木畑のような丘が陥没して湛水しておる。ところが、水田が隆起して干ばつ地域になっておる、丘になっちゃっておる、こういう状態であります。
これは伊勢湾等の災害のときにも、長期湛水地帯において、実際水が引いてしまうと、いわゆる全壊とか、あるいは相当な被害だという形でなしに校舎そのものはすんぼり、残っている。しかし、デルタ地帯における校合の再建の問題については、避難校的な性格もあわせ考えて、思い切った鉄筋化ということをわれわれは強調いたしましたし、また文部省もその線に沿うて相当現地側の要請を受け入れられたという経緯がございます。
私のほうでも具体的でございませんので、十分な方針はまだ立っていないわけでございますが、救農土木という性格につきましては、御承知のように、従来の例から申しますと、冠水等いたしまして、農地あるいは農業施設についての災害復旧事業が大体なくて、農作物被害が重点であって、そして農作物被害のために当該年度における農業収入が非常にない、こういった事態の場合に、たとえば伊勢湾台風におきます三十三年災におきまする湛水地帯
ところがその湛水地帯というものは、これは地域がすでにきまっておりまして、全国至るところにそういうのがどんどんふえつつあるわけですが、つまり護岸が強化され、上流の河川が改修されれば、そのしわ寄せは全部下流の、たとえば川の合流地点というようなところへ集まって参りまして、そういうところでは長期湛水の常襲地帯ということになってきます。
○岡本(隆)委員 どうももう一つふに落ちないのですが、この湛水地帯につきまして従来から問題になっておりますのは、必ずしも、農地の水だけではなく、他の林野からも、その他都市等からの水も全部加わって、それが低いところの農地へ湛水する。
この湛水地帯も同じでありますし、その他の河川につきましても大体同じところが同じように毎年やられることになっております。そういう場合に建設省で上流部にダムを作るとかいろいろな考え方でこれをなくするようには努めていただいておりますが、一つのダムを作るのでも調査の段階から家屋の買収からかかって参りますとまず七、八年くらいかかるのが普通であります。その間毎年つかっておるというような現状でございます。
あわせてこの湛水地帯に対して十分な御配慮を願おう、こういうふうな点がわれわれとしましてはぜひ御要望申し上げたい次第でございます。